野口整体を愉しむ

未来を先どりする野口晴哉の思想と技法

「月刊全生」目次散歩(2)

「月刊全生」目次

1964 9月号 通巻第6号

・ヴァイオリン奏法と体癖(野口晴哉

・松本ドライヴ記

紫煙

・ある対話

・大切なものを忘れていた(小川菖蒲)

・一種と九種の無為運動(写真6)

・理由なき反抗

・七月の体癖修正法講座(臼井)

・全生訓(背骨で息せよ)

鶯谷のころ(野口晴哉

鶯谷の道場は十六歳の自分には負担だった。・・・自然健康保持会・・・十五、六回目の講習会には横山大観氏も出席していた。十七歳が七十老人に法を説くと言って色紙をくれたが、妙な画だなと思って嬉しくはなかった。・・・

・望河台だより

・整体と私(猪野征一郎)

・東京支部研究会報告(臼井)左右型について

 

1964 12月号 通巻第10号

・体の特性を理解しよう(体の波)

・生命の自然

・体癖さまざま

・質問教室

・体癖修正講座 捻れ型修正の要機(臼井)

・風邪のいろいろ(野口晴哉)運動系の風邪、消化器の風邪、呼吸器の風邪、泌尿器の風邪

・潜在意識教育法講座 日本人の空想力を生かす(山根)

・この一年を顧みて

・じゃかるた便り(木下正文)

・開館一周年の感想(柳田)

・オハイ便り ポンへ ・・・パパは体癖論をまとめるために懸命の勉強だ。四十の手習いと言う言葉があるが五十こしての手習いだ。之が出来れば世界で初めての人間解剖論になる。この辺で今迄の仕事のまとめをつけて行こうと思う。・・・

紫煙録(三十年前の約束、形式は力を補う、血圧、食べ物より水)

・言葉を取りもどした子供(中本千鶴子)

 

1965 2月号 通巻第12号

・巻頭言 腕は使うほど太くなる

・赤ちゃんの快感を守ろう(赤ちゃんは何故泣くか、赤ちゃんの要求を見分ける、赤ちゃんの依存の要求、赤ちゃんは親の注意を要求している、赤ちゃんの潜在意識の方向づけがなぜ大事か、人間の行動を決めるのは潜在意識である、生まれて最初に伝わるものは何か、最初の入浴で驚かさぬこと、最初にわかる言葉-速度ー、赤ちゃんは寒さにも弱いが暑さにも弱い、速度が与える安心感・不安感、外へ連れ出す時期、十三か月間の大切な問題、補食、素質はこの時期に作られる、

・潜在意識教育法講座 忘れるという記憶法(山根)

・オハイ便り

・食べ過ぎの記録 上下体癖の隙間(野口昭子)

・碧巌ところどころ

・座談会「潜在意識教育の活用」

・体癖修正法講座 体癖の感受性現象(臼井)

・望河台だより(整体指導の立処)整体指導ということは按摩でも指圧でもない。病気の治療関係の事でもなく、あく迄体質改善、体癖修正を目的とした体育的技術であり、その目標は体の使い方の指導に関する社会教育を行なうことにある。・・・ついでに申し添えておくが、整体協会は文部省認可の社団法人で、体の使い方指導、体を通じての教育を目的に、体癖修正の為の整体体操、整体操法による個人指導を通じての教育を通じて、体癖研究を行なう為の団体である。協会認定の整体指導者、整体技術者は社会教育者として、又体癖研究者としての立処にて、その責務を果たす可きである。

・整体学会 (研究成果募集)

1.体癖原理の理論的研究(整体学の原理的研究)

2.整体学的研究(活元運動、整体体操等の研究)

3.体癖構造の研究

4.体癖生理学の研究

5.体癖心理学の研究

6.体癖運動学の研究

7.教育学的研究(潜在意識教育法等の研究)

8.人類学的研究

9.体癖矯正法の研究

10.調査、測定、評価

11.救急法の研究

12.その他の研究

 

 

1965 4月号 通巻第14号

・巻頭言 自家用薬の製造

・体の自然を乱すものー交通整理の上手下手ー

背骨の信号に従って風邪を経過せよ/ 交通整理の上手と下手/ 自分の風邪を活かせ/

早く治るのがいいのではない 風邪を引いたら弛めること 体の自然の経過を乱さないこと  風邪のあとは体に休みを与えよ  風邪が重いのは鈍い体  交通整理の急所 体の整理は全体の流れをつかまえること 背骨は信号するーその読み方ー 閊えの流れる時機ー生命時間は無視できないー 自然の経過を破るもの 今流行している風邪 心理的風邪とエネルギーの鬱散要求

・体癖修正法講座(捻れ感受性の指導 書体と体癖 好きな体癖、嫌いな体癖)(臼井)

・旧友(西岡吉春)

ジャカルタ便り(木下正文)

・花は紅、柳は緑にー或る結婚の席に於けるスピーチ(野口晴哉

・野口先生を囲んで「体を通しての生活指導」(桐朋学園グループ)   

・妊娠時に於ける体量配分測定(堅田修弘)

・潜在意識教育法講座 推理力を高める法(記録:山根)